「新たな」自助グループ
ⅰ 「欧米的」自助グループと「日本的」自助グループ
私はこのフィールドワークを通して、運営者にとっての自助グループは「表現の場」であると感じた。なぜならそのグループを運営している代表によって、グループの活動方針や回復像が全く異なってくるからである。私が研究対象にした自助グループでは、各支部によってもミーティングの雰囲気の違いや代表の摂食障害に対する考えの違いを読み取ることができた。
先述したように、OAやNABAでは「12のステップ」や「12の伝統」を基本的活動方針として用いている。OAの歴史や12のステップの第5条「神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。」をみるとわかるように、これらの概念は唯一絶対の神であるキリスト教の概念から由来していることがわかる。